教えて!にんにくのこと
はい、食べられます。ジャガイモの芽を連想して、体に良くないのでは?と思ってしまいますが、伸びた芽は摘み取って食べることができます。
芽の部分にはビタミン類が多く含まれていますし、芽が伸びることによってにんにく自体の臭いも控えめになっています。
刻んでぎょうざの具に混ぜたり、衣をつけて“てんぷら”にして食べると美味しく召し上がれます。
もし「発芽・発根」してしまったなら、お皿などににんにくのお尻を下にして水に浸し、水耕栽培してみるのもおもしろいですよ。
冷蔵庫、または冷凍庫での長期保存をおすすめします。
にんにくだけでなくほかの野菜もそうですが、普段も呼吸して生きていて、放っておくと次第に成長しようとして発芽してきます。発芽を遅らせるためにも、冷蔵庫(野菜室より低い温度。理想はチルドマイナス2℃)で保管しましょう。冷蔵庫に薄皮が散らからないように新聞紙に包むと良いです。ビニール袋に入れておくとカビが発生しますので、お気を付けください。
にんにくは冷凍できます。凍ったまますりおろしたり、包丁を入れることができますので、皮をむいてチャック付きの袋に入れて、冷凍庫で長期保存が便利です。冷凍することでにんにくの繊維が壊れるため、カレーなどの煮込み料理に粒ごと入れて煮崩してお使いいただくとうま味がアップします。
また、醤油や酢、はちみつに長期間(半年以上)漬けた保存漬は、料理への活用はもちろん、そのままでも美味しく召し上がる事ができますので、自家製にんにく漬けにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
大丈夫です。にんにくは植え付けの時期(9月下旬~10月上旬)を過ぎた頃から、すりおろした時などに緑に変色してしまうことがあります。
これは、にんにくにとっては自然な現象で、にんにくの品質自体にはまったく問題ありません。
私どもが販売するにんにくは食用で、種子ではありませんので、芽が出ても実になるとは限りません。
種子は、貯蔵保管用のCA冷蔵庫には入庫せず、植え付けまで常温で保管しなければなりません。にんにくが成長するには、適した植え付け時期・畑(土壌)・気候・種の大きさなどの条件が必要です。栽培目的の種の購入は居住地の種苗センターもしくはホームセンターへお尋ねください。
田子町には「無臭にんにく」というにんにくはありません。
国内では、低臭にんにくや非常に臭いの少ないにんにくを栽培しているところもあります。田子町では、その品種の生産は行っておりません。
にんにくのにおい成分=健康成分(アリシン)ですから、においの強いにんにくほど健康効果があると言えるのではないでしょうか?
どうしてもにおいが気になる方には、食後2時間でにおいの消えるにんにく「Dr.サカイガーリック」をご案内しております。こちらについては別途、お気軽にお問合せください。
よく言われているのは、一日1粒~2粒が目安としておりますが個人差があると思います。
特に、すりつぶしてそのまま生で召しあがる場合は、刺激も強いので1粒程度でよいでしょう。
健康のためにと召し上がりたい方は、一日量は少しでも、毎日続けることで高い効果・効能が得られると思います。
このことには私たちも悩みました。田子町では収穫・乾燥後から出荷までをにんにく専用貯蔵冷蔵庫で保管することで、にんにくの成長を少しでも遅らせようと試行錯誤しながら努めて参りました。
少しでも品質を保つためには、お客様への配送手続きもクール便で行うべきなのかもしれません。
しかし、この冷蔵庫からの出し入れ作業に伴い発生する「結露」が「カビ」の原因となるため、一度出荷前に結露を取り除いた上で、乾燥状態を保ったままお客様へお届けすることにいたしました。
1週間以上保存したい場合は、お手元に届き次第、冷蔵庫で保存して下さい。
ただし、商品との組み合わせによっては、クール便を使用することとなります。